狂犬病予防ワクチン

年1回の予防接種が義務付けられている狂犬病ワクチンについてどうぶつのお医者さんが解説します。狂犬病の症状や日本の法律で義務付けられているワクチン注射・飼い犬登録のお手続き等の情報を掲載しております。横浜市内にお住まいの方であれば、注射後の面倒な各種お手続きは当院にて代行いたします。

狂犬病とは?

狂犬病は犬だけでなく人間や猫などを含むすべての哺乳類に感染します。いまだ治療法がなく、一度感染すると99.9%死亡する恐ろしい病気です。

日本国内では1956年を最後に発生していませんが、東南アジアなどの近隣諸国では現在でも死亡者が絶えない感染症です。

法律で義務付けられた唯一のワクチン

狂犬病予防法では、生後90日以上の犬の所有者に下記3点が義務付けられています。

  • 狂犬病予防ワクチンの注射
  • 30日以内に市町村への飼い犬登録
  • 犬の鑑札と注射済票を受け取ること

もしも、狂犬病予防ワクチン未接種の犬が人間を噛んでしまった場合、安楽死を免れません。

万一のことを考え、狂犬病予防注射は必ず受けるようにしましょう。

横浜市にお住いの方へ

横浜市内にお住いの方は、当院にて予防接種だけでなく飼い犬登録手続きができるようになりました。

これまでは、狂犬病予防と登録手続きは別になっており、ワクチン接種は動物病院、飼い犬登録は役所で行う必要がありました。

現在では、狂犬病予防接種をしたその日に当院にて「飼い犬登録」また「鑑札の発行」まで全てのお手続きを代行可能となりました。

必要なお手続きと実施場所

※横浜市内にお住まいの飼い主さまのみです。

お手続き2020年3月以降以前
狂犬病ワクチン接種動物病院動物病院
飼い犬登録動物病院役所
鑑札の発行動物病院役所

2回目以降の方は、毎年3月中旬頃にご自宅に届く「狂犬病予防注射のお知らせ(封書)」を忘れずにご持参ください。

詳しくは当院までお気軽にお問い合わせくださいませ。

ワクチン注射の時期はいつ?

初めて場合

生後90日以上の犬をご自宅に迎えてから30日以内に1回目の予防注射を受けましょう。

狂犬病予防ワクチンの注射が終わると、下記2つを各自治体にて行います。

  • 狂犬病登録の手続き
  • 注射済み票の交付

横浜市内にお住いの場合は、当院が各お手続きを代行いたします。

2回目以降の場合

毎年4月1日~6月30日が狂犬病予防期間となっています。1年に1回の間隔でワクチン注射を受けましょう。

2回目以降の方は、市区町村から届く「狂犬病予防注射のお知らせ」の封筒を忘れずにご来院ください。

予防接種時の注意事項

狂犬病予防及び混合ワクチンを接種される飼い主さまへ。
ワクチン注射後はごく稀に副作用(嘔吐や下痢など)を起こす場合がございます。万が一症状が出た場合は正しい対処療法が必要となります。そのため、ワクチンを接種する際は、

  • なるべく午前中に接種をすること
  • 体調が悪い日に接種をしないこと
  • 当日は一緒にいて様子を見守ること

以上の3点をお守りいただきますようお願い致します。

狂犬病予防ワクチンQ&A

狂犬病ワクチンを打たないとどうなる?
罰則の対象となります。年1回の犬の狂犬病予防接種は、飼い主の義務です。「狂犬病はもう日本にないから打たないでいい」という方もいますが、平成18年にはフィリピンで狂犬病の犬に噛まれて帰国後に発症した日本人も報告されています。狂犬病の予防接種は必ず受けるようにしましょう。
猫にも狂犬病予防は必要ですか?
猫にも狂犬病予防接種をした方がよいです。
予防接種後の散歩やシャンプーはいつから?
接種当日であっても短めの散歩であれば大きな問題になることは少ないです。ただし、激しい運動やシャンプーは、2~3日間は控えるようにしてください。
狂犬病ワクチンに副作用はありますか?
副作用の発生率は、かなり低いです。統計上は混合ワクチンよりも低いこと言われています。副作用が心配な飼い主様は、午前中に狂犬病予防を受けるようにしましょう。もし副作用が現れても接種をした動物病院で診てもらうことができます。
狂犬病の鑑札はどこでもらえますか?
横浜市内にお住まいの方であれば、狂犬病予防に関する各種お手続きを当院にて代行可能です。横浜市外にお住いの方は、各自治体にて交付が受けられます。
いつ受ければよいですか?何歳から?
生後3カ月以上の犬に1年に1回の狂犬病の予防注射が義務付けられています。
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