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フィラリア感染症(犬糸状虫症)とは

フィラリア症とは、フィラリアという寄生虫が心臓や血管に寄生することで、血液の循環障害を起こす病気です。別名を犬糸状虫症(いぬしじょうちゅうしょう)と言います。

フィラリアの感染経路

蚊が犬の血を吸うときに、フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が体内に入り感染します。体内に入った幼虫はやがて成虫になり、主に心臓に寄生します。

40種類以上の哺乳類にフィラリアの感染が認められており、犬にフィラリア感染が認められる地域では、猫へも感染すると考えられています。

一度感染すると駆虫・治療が難しい寄生虫感染症なので、予防が大切です。

猫のフィラリア感染症の怖さ

猫は犬に比べてフィラリアヘの抵抗性が強いため、感染数が少なく体内でのフィラリアの成長も遅いです。そのため犬とは異なり、フィラリアの幼虫がほとんど存在しない感染になるため、確実な検査方法がなく、複数の検査を組み合わせて診断します。

犬の場合は主に心臓に症状が現れますが、猫のフィラリア感染症では肺に症状が現れます。

猫の体内で幼虫が死亡すると、犬糸状虫随伴呼吸器疾患(HARD)と呼ばれる、喘息やアレルギー性気管支炎と誤診されやすい肺血管の急性炎症になります。

フィラリアの成虫は通常1〜3年で死滅しますが、猫の体内で死亡すると、成虫の死がいが肺を詰まらせることで重い急性肺障害になり突然死を引き起こすことがあります。

フィラリアの成虫に感染した猫の10〜20%で突然死が認められ、死を免れても慢性呼吸器疾患に至るといわれています。

一度感染してしまうと完治の方法がなく、家の中でも感染の危険があるため、予防がとても大切な病気です。

フィラリア予防薬

投薬日までに蚊に刺されて体内に入ってしまったフィラリアの幼虫を、月に1 度まとめて駆虫します。

蚊は気湿が14度以上になると吸血活動を開始すると言われています。4月頃~12月頃までは最低、毎月1 回予防薬を飲みましょう。

予防薬の種類タイプ効果
レボリューション プラス点液フィラリアだけでなく、ノミ・ダニ・内部寄生虫の駆虫にも

ここ数年は地球温暖化の平均気温の上昇から、投与期間を1ヶ月長くおすすめしています。

フィラリアの抗原検査

猫はミクロフィラリア血症になることがほぼ無いので、感染猫への予防薬の投与時に死源虫体による有害反応はないと考えられています。(感染犬では反応が出ることがあります)

ですが、いずれの薬剤の添付書にも「犬糸状虫感染(寄生)の有無を検査すること」と使用上の注意が記載されています。

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